2020/12/04 16:08
広島ウインドオーケストラ第53回定期演奏会
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広島県支援事業 |
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祈りと希望 広島からの風(ウインド) |
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平和への祈り、生きる力と希望。 広上淳一と広島ウインドオーケストラの4度目の共演は、平和への祈り、そして生きる力と希望がテーマです。 「祈りの曲第3《広島の詩》」は長く現代日本作曲界の重鎮として活躍した川崎優(1924-2018)が、ライフワークとして書き続けたシリーズの3作目で、1986年に広島市立基町高校器楽部の第20回定期演奏会で初演されました。 第1《哀悼歌》、第2《悲歌》同様、自身被爆者として長年胸に秘めてきた憤りや死者への慰め、広島への思いなどを表現した沈痛な音楽です。 ここに込められた祈りは、何かを訴えてくるかのような切実さに満ちており、聴くものに重い問いを突き付けてくるかのよう。戦後75年を経た広島で、広上淳一が、師である川崎への万感の思いを込めて指揮台に登ります。 一方、現代アメリカを代表するシンフォニストの一人だったマスランカ(1943-2017)の第8交響曲は、彼の意匠とも言える讃美歌の引用や、哲学的思想から生まれるパワフルなフレーズが、大編成を駆使した激烈なオーケストレーションで怒涛のように押し寄せる、全3楽章のドラマ。 特に、作曲者自ら「終わりなき生命の潮流」と呼ぶモティーフが鳴り渡るクライマックスの高揚感は比類なく、吹奏楽の一つのあり方が極められていると言えるでしょう。 これまで第3番、第4番を演奏してきた広島ウインドオーケストラのマスランカ交響曲シリーズに力強い1ページが加わります。
国塩哲紀(広島ウインドオーケストラ プログラミング・アドヴァイザー) hwo53.チラシ表.pdf (5.15MB) hwo53.チラシ裏.pdf (3.22MB) |
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公演概要 |
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日時:2021年1月22日(金) |
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プログラム |
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川崎 優:祈りの曲第3「広島の詩」 |
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入場チケット |
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【全指定席】 |
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プレイガイド 「事務局」tel:080-1647-5951 電話受付のみ
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動画配信チケット |
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【購入特典CD付き動画配信】2,000円 |
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2021年1月29日(金)〜1月31日(日)3日間配信 |
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プレイガイド |
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入場チケットのご購入案内 2020年12月5日発売 動画配信チケットのご購入案内 2021年1月10日発売
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■会場へお越しの際は、公共交通機関をご利用ください■会場では必ずマスクを着用してください■会場入り口で検温を行います■プログラムは当団ホームページより事前に無料ダウンロードしてください■未就学児のご入場はご遠慮ください■やむを得ない事情により内容に変更が生じる場合がございますが、出演者、曲目変更などのために払い戻しはいたしませんので予めご了承願います |
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指揮:下野竜也 演奏:広島ウインドオーケストラ 保科洋/カンティレーナ 東海林修/ディスコ・キッド 藤田玄播/幻想曲「幼い日の思い出」 木下牧子/序奏とアレグロ *ボーナストラック有り |
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主催:広島ウインドオーケストラ | ||||
共催:ひろしまオペラ・音楽推進委員会 公益財団法人広島市文化財団アステールプラザ オギハラ音楽企画 | ||||
助成:芸術文化振興基金・公益社団法人企業メセナ協議会 認定 | ||||
後援:広島県・広島市・広島市教育委員会・中国新聞社・中国放送・広島テレビ・広島ホームテレビ・テレビ新広島・広島県吹奏楽連盟・(株)ヤマハミュージックリテイリング広島店・(株)広島アーツ楽器 | ||||
お問い合わせ:広島ウインドオーケストラ事務局 |